R高等学校について調べ始めると、まず情報の少なさに戸惑うと思います。N高やS高なら体験談も口コミもいくらでも出てくるのに、R高だけは公式サイトと数本のニュース記事で終わってしまう。それもそのはずで、R高等学校は2025年4月に開校したばかりの、日本でいちばん新しい部類の高校だからです。

書いているのは、N高でもS高でもない別の通信制高校を出た人間です。いまは二児の親でもあるので、開校したばかりの学校のどこを確かめたくなるかは、親の側の気持ちとしてもわかります。その順番で調べました。

この記事でわかることは3つです。

  • R高等学校の正式名称・運営法人・本校の場所・開校の経緯(公式情報で確認)
  • 「新しい学校で大丈夫なのか」という不安を、どう考えればいいのか
  • 群馬桐生本校で行われる3泊4日のスクーリングの中身

N高等学校そのものの基本情報はN高等学校とは?にまとめています。

R高等学校とは?1分でわかる基本情報

R高等学校とは、学校法人角川ドワンゴ学園が2025年4月に群馬県桐生市へ開校した、単位制・通信制課程(広域)の私立高等学校です。 学科は普通科で、卒業すれば全日制と同じ高校卒業資格が得られます。

公式サイトの群馬桐生本校のページ(2026年8月8日確認)とプレスリリースから、基本情報を整理します。

項目内容
正式名称R高等学校(本校を含めた表記は「R高等学校 群馬桐生本校」)
運営学校法人角川ドワンゴ学園
開校2025年4月1日(設置認可は2025年2月26日・群馬県知事)
本校所在地〒376-0601 群馬県桐生市梅田町一丁目185番地1
課程・学科単位制・通信制課程(広域)/普通科
校長奥平博一(N高等学校校長と兼務)
開校時間月曜日〜金曜日 9:00〜18:00(土日祝はイベント開催時のみ)
グループ内の位置づけN高・S高に続く3校目

公式パンフレット「学校案内」(2026年版)には、N高等学校・S高等学校・R高等学校はいずれも学校教育法第一条に定められた高等学校であり、全日制と同じ「高校卒業資格」を取得できると注記されています。いわゆる「サポート校」や「高卒認定の予備校」とは制度上の位置づけが異なる、ということです。

通信制高校そのものの仕組み(レポート・スクーリング・単位の考え方)から知りたい方は、通信制高校とは?仕組みと全日制との違いを先に読んでいただくと、この記事の話がつながりやすくなります。

R高等学校の正式名称は?「R高」「R高校」は略称です

正式名称は「R高等学校」です。 「R高」「R高校」は検索や会話で使われる略称であり、正式な校名ではありません。書類に記入するときは「R高等学校」と書くのが正確です。

本校を含めた正式な表記は「R高等学校 群馬桐生本校」です。公式サイトのキャンパス一覧でもこの形で掲載されています。N高が「N高等学校 沖縄伊計本校」、S高が「S高等学校 茨城つくば本校」と表記されるのと同じ形式です。

3校が「N高グループ」とまとめて呼ばれるぶん、履歴書や願書の学校名欄では取り違えが起きやすい部分でもあります。3校が行政上も別の学校として扱われている根拠と、書類ごとの書き方はN高等学校の正式名称は?履歴書・書類への正しい書き方に整理してあります。

校名の「R」には何の意味がありますか?

特定の一語の頭文字ではなく、複数の言葉が込められた文字として説明されています。 学校法人角川ドワンゴ学園のプレスリリース(2026年8月8日確認)には、次のように書かれています。

"R"には、REAL・RESPECT・RELATION・REVOLUTION など、生徒一人ひとりがさまざまな"R"を見つけ、自分だけの"R"を創れるようにという想いが込められています。

N高の「N」やS高の「S」と同じく、あえて意味を一つに固定しない名前の付け方になっています。校名から学校の性格を読み取ろうとするより、中身を見るほうが早いタイプの学校名だと思ってください。

なお、インターネット上では学校とは無関係な文脈で「R高」という文字列が使われることもあります。この記事で扱っているのは、学校法人角川ドワンゴ学園が運営する高等学校としてのR高です。

R高はいつ開校した?N高2016年→S高2021年→R高2025年

R高等学校の開校は2025年4月1日です。 グループ3校の開校年を並べると、9年間で3校という流れが見えてきます。

学校開校本校の所在地
N高等学校2016年4月沖縄県うるま市(伊計島)
S高等学校2021年4月茨城県つくば市
R高等学校2025年4月群馬県桐生市

(出典:公式パンフレット「学校案内」(2026年版)および公式サイト 2026年8月8日確認)

背景にあるのは、規模の拡大です。公式サイトによると、グループ全体の在籍生徒数は36,371名(2026年3月末時点)。学校案内に載っている推移を見ると、N高が開校した2016年4月時点の1,482名から、20年もかからずに20倍以上になっています。プレスリリースの時点(2024年12月末)ではN高・S高あわせて32,460名と記されていました。

通信制高校には制度上「本校」という拠点が必要で、在籍者が増えれば、本校スクーリングを受け入れる場所も増やす必要があるという構造があります。3つの校名は、そのまま3つの本校の存在を意味しています。

なお、校長は奥平博一氏で、N高等学校の校長との兼務です。学校案内の校長メッセージにも、N高から始まった歩みの延長として2025年4月にR高がスタートした、という趣旨の記述がありました。運営の中心にいる人物が共通しているというのは、新設校を見るときの一つの材料になると思います。

新しい学校ですが、大丈夫でしょうか?

結論から書くと、「新しい」のは校名と本校の場所であって、学び方の仕組みそのものではありません。 R高は既存のグループの仕組みをそのまま共有しているので、ゼロから作られた学校とは事情が違います。

公式パンフレット「学校案内」(2026年版)のよくある質問には、次の2文が並んでいます。

N高、S高、R高、どの学校を選んでも、学校生活で得られる学びや経験に差異はありません。

なお、N高、S高、R高で異なるのは、スクーリングのみ。スクーリングは学校ごとに会場や日程などが異なり、在籍する学校のスクーリングに参加します。

抽象的な言い回しに聞こえるかもしれないので、具体的に何が共通なのかを並べます。学校案内の3校比較ページ(p.14-15)に掲載されていた項目です。

項目R高での扱い
運営法人学校法人角川ドワンゴ学園(3校共通)
学費3校同じ(「N高グループ各校の学費は同じです」と明記)
コースネットコース/週5・週3コース/週1+コース(3校共通)
学科普通科・普通科ベーシック(3校共通)
キャンパスオンラインキャンパス/リアルキャンパス(全国100カ所以上・3校共通)
映像学習・レポート学習システム「ZEN Study」を利用(3校共通)
1・3年次のスクーリング全国拠点のスクーリング会場(3校共通)
テスト全国のテスト会場(3校共通)
部活・イベントネット部活、ネット遠足、文化祭などに参加(3校共通)
特別奨学生制度N高・S高・R高の学費の一部または全額を免除(3校共通)
学生寮在籍校を問わず入居可(3校共通)
2年次の本校スクーリング群馬桐生本校(ここだけ違う)

つまり、生徒が毎日触れるもの——教材、学習システム、メンター、キャンパス、部活——は、N高で10年かけて作られてきたものがそのまま使われているという構造です。「新設校だから教材が手探り」「システムがこれから」という種類の心配は、この点では当てはまりにくいと言えます。

それでも、確認できなかったことがあります

ここは正直に書きます。R高について公開情報で確認できなかったことが、いくつもありました(2026年8月8日確認)。

もうひとつ、細かいですが実感に関わる点を挙げます。学校案内には、N高生・S高生・R高生はスクーリングや学校別対抗試合などを除いて同じ環境で学ぶ、という書き方がされています。つまり「学校別」という単位が使われる場面が、ごく一部ですが存在します。行事の対抗戦のような場面で、R高がどんな規模になるのかまでは公開情報からはわかりませんでした。

N高・S高との違いは?

違いは、在学中に一度だけ行く本校スクーリングの場所と、その日程です。 学費も学びの内容も、公式が「差異はありません」と明記しています。

N高S高R高
本校沖縄伊計本校茨城つくば本校群馬桐生本校
所在地沖縄県うるま市茨城県つくば市群馬県桐生市
本校スクーリングの宿泊4泊5日3泊4日3泊4日
集合場所(学校案内の例)那覇空港東京駅東京駅または高崎駅
開校2016年4月2021年4月2025年4月

(出典:公式サイト「スクーリング」および公式パンフレット「学校案内」(2026年版) 2026年8月8日確認)

R高を選ぶかどうかは、この一行——群馬桐生まで3泊4日で行けるか、行きたいか——に集約されます。 出願時に3校のどれか1つを選んでWeb出願する形で、公式の入学案内には登録後は志望校の変更ができないと書かれているため、ここは出願前に決めておく必要があります。

3校のどれを選ぶかという判断そのものについては、N高・S高・R高の違いは?学費とスクーリングを比較表で解説に、移動の負担・費用の位置づけ・本人の希望という3つの軸で整理してあります。この記事はR高そのものの解説に集中するので、比較の詳細はそちらに譲ります。

R高等学校の学費はいくらですか?

R高の学費はN高・S高と同額です。 公式パンフレット「学校案内」(2026年版)に「N高グループ各校の学費は同じです」と明記されており、よくある質問のページにも「N高生、S高生、R高生の学費は同じです」と書かれています。

公式サイトのネットコースのページ(2026年8月8日確認)に掲載されている金額を挙げます。

項目金額
ネットコース1年間の実質負担金額(モデルケース)年額 73,000円〜

金額は世帯年収や履修する単位数、選ぶコースによって変わります。通学系コースを追加した場合の金額や、就学支援金の「支給見込額の先引き」の仕組み、3年間の総額モデルについてはN高等学校の学費はいくら?で詳しく扱っているので、ここでは繰り返しません。学費の体系が3校で同じである以上、その記事の内容はそのままR高にも当てはまります。

学費に含まれないものも公式に明記されています。

  • スマートフォンまたはタブレット
  • スクーリング参加費用
  • その他検定料などの諸費用

R高等学校に偏差値はありますか?

公式サイト・公式パンフレットのいずれにも、R高等学校の偏差値は掲載されていませんでした(2026年8月8日確認)。これはR高が新しいからではなく、N高・S高も同じです。

理由は、選抜の方法にあります。公式の入学案内によると、選抜方法はコースによって次のように分かれています。

コース選抜方法
ネットコース書類選考(必要に応じて面接試験を実施)
週5・週3・週1+コース書類選考・筆記試験・面接(グループワークを含む)

学力試験の点数で全員を一列に並べる入試ではないため、偏差値という指標が成り立たないという構造です。偏差値がない理由と、入試の実際についてはN高等学校に偏差値がない理由は?で詳しく書いています。R高も同じ入学案内・同じ選抜方法なので、そのまま当てはまります。

出願まわりで、R高を検討する方が押さえておきたい点を挙げます。

  • ネットコースなら、入学のタイミングは4月・7月・10月・1月から選べます
  • 出願はN高・S高・R高から1つを選択してWeb出願登録後の志望校変更はできない
  • 週5・週3・週1+コースは、入学時点で20歳未満が出願受付の対象

群馬桐生本校とはどんな場所ですか?

群馬桐生本校とは、R高生が2年次に本校スクーリングで訪れる、群馬県桐生市にある本校のことです。 ふだんの学習で通う場所ではありません。

項目内容
名称R高等学校 群馬桐生本校
所在地〒376-0601 群馬県桐生市梅田町一丁目185番地1
開校2025年4月
課程・学科単位制・通信制課程(広域)/普通科
開校時間月曜日〜金曜日 9:00〜18:00(土日祝は休み。イベント開催時のみ開校)
アクセスJR桐生駅北口もしくは東武新桐生駅から「おりひめバス」に乗車し、「R高校前」バス停で下車してすぐ

(出典:公式サイト「群馬桐生本校」 2026年8月8日確認)

校舎は、プレスリリースによると閉校した群馬県立桐生女子高等学校の跡地を活用したものです。桐生市は古くからの織物の産地で、公式パンフレットにも「R高等学校の本校は、豊かな自然や世界に誇る産業を生んだ群馬県桐生市にあり、長年積み重ねられた文化や歴史に触れることができます」と紹介されています。

群馬桐生本校は、本校スクーリング以外にも使われますか?

使われます。ここはR高ならではの点なので、独立して書いておきます。 公式サイトのスクーリングのページには、全国拠点のスクーリングが群馬桐生本校(R高生のみ)でも行われると記載されています。

これは何を意味するかというと、北関東やその周辺に住んでいるR高生にとっては、本校が「普段の会場のひとつ」にもなり得るということです。全国拠点のスクーリング会場は北海道・東北・関東甲信・北陸・東海・近畿・中国四国・九州の8エリアに置かれており、大半の家庭にとって会場は県外になります。そのなかで、本校が通える距離にある家庭は少数派ながら実際にあります。

R高の本校スクーリングでは何をするのですか?

群馬桐生本校で3泊4日、授業と課外活動を組み合わせた日程で行われます。 公式サイトによると、生徒は在学期間中に1回以上、原則2年次(3年次転編入生は3年次)に本校スクーリングへ参加します。

公式パンフレット「学校案内」(2026年版)には、群馬桐生本校の課外活動が写真つきで紹介されていました。

区分内容
歴史・産業学習富岡製糸場の見学。明治初期に創業した器械製糸工場で、2014年に「富岡製糸場と絹産業遺産群」として世界遺産に登録されています
伝統工芸織物・染物体験。伝統工芸品である桐生織の織物体験や、藍染の職人体験
特別活動鳳仙寺での坐禅。戦国時代に建立された寺で、心身のバランスを整える時間として紹介されています
自然・環境学習群馬サファリパーク。車両に乗ったまま園内を探索し、動物の保護や絶滅危惧種の繁殖といった社会貢献活動についても学べる施設です
家庭科群馬県名産のこんにゃくを使い、田楽やこんにゃくゼリーを作る
体育みんなでスポーツを楽しむほか、群馬県で長く愛されている「八木節」の踊りにも挑戦
食事3日目に宿泊するホテルの夕食は、地元の食材をふんだんに使った和食膳

3泊4日のスケジュール例

学校案内には、時間割の形でスケジュール例が掲載されています。公式が出している数少ない具体例なので、流れとして整理します。

おおまかな流れ
1日目東京駅または高崎駅に集合して本校へ → HR → 昼食 → 特別活動 → 総合的な探究 → 生物基礎 → ホテルへ移動 → 夕食
2日目朝食後に移動 → 保健・体育Ⅱ → 昼食 → 論理・表現Ⅰ・美術Ⅰなどの授業とレクリエーション → HR → ホテルへ移動 → 夕食
3日目朝食後に移動 → 家庭総合・論理国語・数学A・日本史探究 → 昼食 → 課外活動 → ホテルへ移動 → フリータイム → 夕食(地元食材の和食膳)
4日目朝食後に課外活動場所へ移動 → 課外活動(世界遺産・富岡製糸場) → 昼食 → 課外活動(サファリパーク) → 東京駅または高崎駅へ移動して解散

(出典:公式パンフレット「学校案内」(2026年版)の群馬桐生本校スクーリング スケジュール例。※標準履修モデルの場合の時間割例で、参加時期や履修科目により異なる、課外活動は一例で参加日程により内容が異なる、と注記されています)

この表から読み取れることを3つ挙げます。

  • 中日の2日間は、朝から夕方まで授業が入っています。 観光中心の日程ではありません
  • 教科の授業と課外活動が同じ日に混ざります。 午前に授業、午後に課外活動、という組み方です
  • 宿泊はホテルで、本校とホテルを往復します。 学校に泊まり込むわけではありません

集合・解散が東京駅または高崎駅という点は、地味ですが判断材料になります。桐生市そのものへの経路を調べる必要がなく、まず東京駅か高崎駅にたどり着けるかどうかで考えられるからです。

R高が向いているのはどんな人ですか?

学びの中身が3校共通である以上、R高が向いているかどうかは「群馬桐生本校が自分に合うか」という問いに置き換わります。 そのうえで、判断の材料を整理します。

逆に、R高を選ばないほうがいい理由もはっきりしています。

  • 本人が沖縄の4泊5日を強く楽しみにしているなら、N高を選ぶほうが自然です
  • 茨城つくばのプログラム(JAXA筑波宇宙センターなど科学分野の内容)に本人の関心が向くなら、S高が合います
  • 西日本や北海道からの参加であれば、桐生も沖縄もそれぞれ相応の移動になります。関東の本校だから負担が軽い、と言えるのは出発地しだいです

よくある質問

R高に制服はありますか?
公式パンフレット「学校案内」(2026年版)によると、N高グループには服装に関する校則がないため、制服の購入は任意です。デザインはコシノジュンコ氏が手がけたもので、3校共通です。実際の着用率や買うべきかどうかの判断はN高の制服は買うべき?にまとめてあります。

R高に転入・編入はできますか?
できます。2025年4月の開校時点で、新入学生に加えて転入学生・編入学生の募集が行われていました。ただし転入・編入の場合は本校スクーリングに参加する年次(3年次転編入生は3年次)など条件が変わるため、募集要項での確認が必要です。

R高を選んでも、全国のキャンパスに通えますか?
通えます。学校案内の3校比較ページでは、オンラインキャンパスとリアルキャンパス(全国100カ所以上)はいずれも3校共通と示されています。「近くのキャンパスに通いたいから、この学校を選ぶ」という考え方をする必要はありません。キャンパス選びと3校選びは、切り離して考えられます。

R高でも奨学金や学生寮は使えますか?
学校案内には、特別奨学生制度はN高等学校・S高等学校・R高等学校の学費の一部または全額を免除する制度として記載されています。食事付きの学生寮も、N高・S高・R高および関連校・提携スクールに在籍している生徒が所属コースにかかわらず入居できると書かれています。いずれも条件があるため、詳細は学校へ直接問い合わせるのが早いと思います。

本校スクーリングの中身や学費は、届く学校案内で確認できます。請求から到着までに何が起きるかを記録しました。

まとめ

R高等学校について、2026年8月8日時点の公式情報で整理しました。

  • R高等学校とは、学校法人角川ドワンゴ学園が2025年4月1日に群馬県桐生市へ開校した、単位制・通信制課程(広域)の私立高等学校です
  • 正式名称は「R高等学校」。「R高」「R高校」は略称で、本校を含めた表記は「R高等学校 群馬桐生本校」
  • N高(2016年)、S高(2021年)に続く3校目。校長はN高と兼務の奥平博一氏
  • 学費・コース・学習システム・キャンパス・部活・奨学金・学生寮はすべて3校共通。公式は「どの学校を選んでも、学校生活で得られる学びや経験に差異はありません」と明記しています
  • 違うのは2年次の本校スクーリング。群馬桐生本校で3泊4日、東京駅または高崎駅に集合し、富岡製糸場・織物染物体験・鳳仙寺での坐禅・群馬サファリパークなどが組まれます
  • 偏差値は公表されていません。選抜はネットコースが書類選考、通学系コースが書類選考・筆記試験・面接です
  • 一方で、R高単独の生徒数・卒業実績・進路実績は公開されていません。新入学の1期生が卒業するのは2028年3月の見込みです

情報が少ない学校を検討するときにいちばん怖いのは、わからないことを、良いほうにも悪いほうにも勝手に埋めてしまうことだと思います。R高について言えば、「新しいから中身が薄い」も「新しいから狙い目」も、どちらも公開情報からは言えません。言えるのは、仕組みは既存の2校と同じで、違いは行き先だけということです。

そのうえで残るのは、「わが家から群馬桐生まで、3年に一度の旅として行けるか」という一点です。ここだけは、家庭ごとに答えが違います。

私自身の高校選びも、親が取り寄せた資料が家に届いたところから具体的な話が始まりました。3校の情報は同じ資料にまとまっているので、まず手元に並べて、本人と一緒にプログラムの写真を見てみる。「桐生と沖縄とつくば、どれなら行ってみたい?」という聞き方なら、進路の重い話にせずに本人の感覚が引き出せます。判断材料がそろっていれば、迷う時間は思ったより短くて済みます。