「N高 やめとけ」で検索してこのページにたどり着いた方は、たぶん不安な気持ちのほうが大きいと思います。
私も高校を選ぶとき、通信制が自分に合うのか不安で、ネットで調べてばかりいました。この記事では、N高等学校が「やめとけ」と言われる理由を6つの不安に分けて、一つずつ確かめます。そのうえで、逆に「いい」と言われている理由も同じだけ具体的に書きます。片方だけでは判断できないからです。なお、そもそもN高がどんな学校なのかはN高等学校とは?で全体像を整理しました。通信制高校という進路そのものへの「やめとけ」は通信制高校のやめとけを検証した記事で扱っています。
中学で不登校を経験した私が卒業したのは、N高とは別の通信制高校です。いまは会社を経営し、店では現役のN高生4人がアルバイトをしています。学校の関係者ではないので、いいことばかり書くつもりはありません。合わない人がいるのも事実です。
「やめとけ」と言っているのは誰か
まず、この言葉がどこから来ているのかを整理します。
N高等学校とは、学校法人角川ドワンゴ学園が2016年に開校した広域通信制高校です。在籍者数はN高だけで19,073人(2026年5月1日時点・公式の情報公開より)。それだけ人数が多ければ、良い感想も悪い感想もネット上に大量に集まります。
実際に検索結果を見ると、Yahoo!知恵袋の質問、在校生や卒業生が書いたnoteの記事、通信制の情報サイトの検証記事が並びます。言っている人の立場は、大きく3つに分かれます。
| 言っている人 | よくある言い分 | 読むときの注意 |
|---|---|---|
| 通信制を知らない人 | 「ネットの高校なんて」「ちゃんとした高校じゃない」 | 制度の誤解が多い。卒業資格は全日制と同じ |
| 在校生・卒業生 | 「自分で進めないと詰む」「思っていた青春と違った」 | 本人の実感なので重い。ただし合う人の声も同じだけある |
| 保護者 | 「学費が高い」「友達ができるか心配」 | コースや子どものタイプで答えが変わる |
つまり「やめとけ」は一つの意見ではなく、立場の違う声の寄せ集めです。在校生の声はN高等学校の評判は実際どう?で4人に聞いた内容をまとめています。
「やばい」のような強い言葉で検索される内容も含めて、繰り返し挙がっている不安は次の6つでした。
| 不安 | 結論 |
|---|---|
| ① 本当に卒業できる? | 公式の卒業率は高い。ただし自分で進める力は要る |
| ② 学費は高い? | コース次第。ネットコースと通学コースで7倍以上の差 |
| ③ 友達はできる?いじめは? | 時間はかかるが、できる。関係の作り方が全日制と違う |
| ④ 「底辺校」「ちゃんとした高校じゃない」と見られない? | 偏差値の物差しに載っていないだけ。卒業資格は同じ |
| ⑤ 進学や就職に不利? | 進路決定率94.24%。ただし受験の準備は自分で動く必要がある |
| ⑥ 合わなかったらどうなる? | やめる前に、続け方を変える方法がある |
不安① 本当に卒業できる?
公式の数字だけ見れば、卒業できている人がほとんどです。 ただし、どの数字を見るかで印象が変わります。学校法人角川ドワンゴ学園が2026年4月2日に公開したプレスリリースには、N高・S高・R高の合計(この春の卒業生11,449名)の卒業率が3通りの定義で載っています。
| 定義 | 卒業率 |
|---|---|
| 1・2年次に必要単位を取得し、3年次を迎えた生徒の卒業率 | 99.02% |
| 2023年度に入学し、2026年3月に卒業した割合 | 86.99% |
| 上記から転学・退学した生徒を除いた場合の卒業率 | 93.15% |
(出典:学校法人角川ドワンゴ学園のプレスリリース 2026年3月31日時点。2026年11月5日確認)
「99.02%」は3年次までたどり着いた人の数字で、「86.99%」は入学した全員から見た数字です。入学した人のうち、3年でそのまま卒業した人が86.99%と読むのが、親の立場ではいちばん実感に近いと思います。残りには、転学・退学した人と、在籍を続けている人の両方が含まれます。3つの数字の違いを「入学した100人のゆくえ」に置き換えた読み方と、2021年からの推移は、N高の卒業率を3つの定義で読み解いた記事にまとめています。
それでも「続けられるか」が不安になるのは、通信制の仕組みのせいです。レポート(課題)・スクーリング(面接指導)・単位認定試験の3つで単位を積み上げるので、自分でレポートを進めなければ何も進みません。
いま店で働いているN高生に聞くと、勉強については「大変だけどなんとかなるレベル」だそうです。どこでつまずきやすいかはN高のレポートは大変?に、溜めてしまったときの挽回手順はN高のレポートが間に合わなかったらにまとめました。単位を落としたらどうなるかは通信制高校に留年はある?で扱っています。
もうひとつ、「ネットの高校だから家だけで卒業できる」と思っていると、ここで想定が崩れます。スクーリングはコースを問わず毎年必修で、標準履修なら1・3年次が7〜8日間程度、2年次が8〜10日間程度です。原則2年次には宿泊型の本校スクーリング(N高は沖縄伊計本校)もあります。ただ、公式のよくある質問には「経済的な事情や健康面の不安などがある場合は、個別に相談してください」とあり、募集要項にも、住民税非課税・生活保護の世帯や、医師の診断で本校への参加が難しい場合は、申請で他会場が認められる場合があると書かれています(よくある質問 2026年11月5日確認、2027年度生徒募集要項 第2版)。会場と費用の考え方はN高のスクーリングは必須?年何日?にまとめました。
不安② 学費は高い?
これはコースによります。 公式サイトによると、学費はこうなっています(2026年11月5日確認)。
| コース | 年額(実質負担) |
|---|---|
| ネットコース | 73,000円〜 |
| 通学コース(週3オンラインキャンパス)を追加した場合の合計 | 556,000円〜 |
N高の学費は、ネットコースの学費を土台に、通学コースを選ぶ場合はその費用が上乗せされる二段構えです。「N高は安い」という記事と「高い」という記事の両方があるのは、このためです。どちらのコースの話をしているかで、7倍以上の差が出ます。
FP2級として相談を受けていると、教育費で家計が苦しくなるきっかけは、塾や入学費用など、受験の時期にまとまって出るお金であることが多いと感じます。コース別の総額はN高等学校の学費はいくら?に、「高い」と言われる理由の内訳はN高等学校の学費は高い?に、パソコン代はN高のパソコンはMacBook必須?に分けて書きました。
不安③ 友達はできる?いじめは?
店の4人に聞くと、「その子のタイプにもよるけど、みんな学校に友達はいるみたい」とのこと。一方で、たまにしか会わない、オンラインでしか顔を見たことのない相手も多いので、馴染むのには時間がかかるとも言っていました。「イベントごとに参加すれば友達はできる」そうです。時間はかかりますが、友達はできる。ただ、全日制とは関係の作り方が違う、というのが実態に近いと思います。
「時間がかかる」が実際にどのくらいなのか、ひとり分だけですが、間近で見た例があります。
それがN高のおかげかどうかは、私には分かりません。ただ、少なくとも学校はうまく続けていけそうだな、という感じで見ています。
「思っていた青春と違った」という声も、この話につながります。公式の説明では、ネットコースには時間割がなく、週5・週3・週1+コースは決まった曜日・時間にクラスで学びます(よくある質問 2026年11月5日確認)。毎日教室で顔を合わせる友達を思い描いているなら、ネットコースだけでなく通学コースも見比べておくのがいいと思います。
これは私の場合の話で、心残りの大きさは人によると思います。
友達づくりの全体像は通信制高校で友達はできる?にまとめています。
どんな生徒がいるのかも、入学前に身構える方が多い点です。私の見立てでは、N高はインドアタイプの子が多いので過ごしやすいと思います。店の4人にも、ゲームのプロや声優を目指して、自分で選んで入った子がいます。
いじめはある?学校の方針と、在校生3人の答え
私は学校の関係者ではないので「ない」とは言い切れません。N高だけで1万9千人を超える学校で、もめごとが一度も起きないと考えるほうが無理があります。
店の在校生4人のうち、この質問に返事をくれた3人は、そろって「いじめはない」と答えました。とはいえ3人は3人で、学校全体の実態を表すものではありません。
学校側のルールは入学前でも読めます。いじめ防止基本方針は「インターネットを通じて行われるもの」も定義に含め、生徒向けアンケートを年2回程度としています。公式のよくある質問によると、ネット上のトラブルはまずメンターに相談し、学校には生徒間トラブルの担当部署もあります。一方でSlack利用ポリシーには「当事者同士で解決することを原則とします」ともあるので、最初の一声は本人か家族からと考えておくのが現実的だと思います。
(出典:N高等学校「いじめ防止に関する基本方針」2018年4月1日改定、角川ドワンゴ学園「Slack利用ポリシー」2024年4月1日最終更新。公式サイトの情報公開からたどれます。2026年9月3日確認。よくある質問は2026年11月5日確認)
方針の中身を詳しく読んだ内容や、いじめが理由で転入を考えている場合の手続きはN高等学校にいじめはある?にまとめました。
不安④ 「底辺校」「ちゃんとした高校じゃない」と見られない?
N高は「底辺校」かどうかを測る物差しに、そもそも載っていません。 底辺校という言い方は、高校を偏差値の順に一列に並べたときの下のほうを指します。ところがN高の入試は、ネットコースなら書類選考が中心で、学力試験の点数で順位をつける形ではありません。だから偏差値という数字自体が出ないのです。詳しくはN高等学校に偏差値がない理由は?に書きました。
そして、卒業して得られるのは全日制と同じ「高等学校卒業」の資格です。履歴書には「N高等学校 普通科 卒業」と書けば足ります(書き方はN高等学校の正式名称は?)。
底辺校かどうかという問いへの答えはN高等学校とは?の「底辺校」の章で、世間の目が気になるという気持ちへの答えは「N高等学校は恥ずかしい?」で、それぞれもう少し丁寧に書いています。
不安⑤ 進学や就職に不利?
通信制高校を卒業して得られるのは、全日制とまったく同じ卒業資格です。 大学受験の資格も同じように得られます。
N高グループの公式発表では、2026年3月卒業生の進路決定率は94.24%(前年94.97%)でした。卒業生のうち「進路未決定」「その他」を除き、進学や就職などの進路が確定している生徒の割合です(学校法人角川ドワンゴ学園のプレスリリース 2026年11月5日確認。N高・S高・R高の合計)。卒業時点で進路が決まっていない人の割合は5.52%で、ゼロではありません。「人生終わり」という強い言葉については、N高等学校は人生終わり?と言われる理由と卒業後の進路で分けて確かめました。
正直に書くと、大学受験の準備は学校任せにはできません。公式が案内している進路サポートは、1年次からの進路学習と個人面談、面接練習や履歴書の添削、大学・学校説明会などです(よくある質問 2026年11月5日確認)。受験勉強はZEN Studyの講座を原則無料で使えますが、+ONE授業の個別指導やN塾は別料金で、どれを使って計画的に進めるかを決めるのは本人と家庭です。塾が必要かどうかはN高に塾は必要?で整理しました。
公表されている進学の数字の読み方はN高等学校の進学実績は?に、推薦の枠はN高に指定校推薦はある?に、N高から就職した人の割合と就職先はN高の就職を公式データで整理した記事に、就職全般は通信制高校から就職はできる?と通信制高校の学歴は不利になる?にまとめています。
不安⑥ 合わなかったらどうなる?
やめる前に、続け方を変える方法があります。 N高は単位制の通信制課程なので、全日制のように「留年か退学か」の二択ではありません(通信制でも学年制の学校はあるので、他校を見る場合は確認が要ります)。
公式の情報公開によると、N高の在籍者数は19,073人、前年度の退学者数は388人でした(2026年5月1日時点)。学校は「中退率」という数字を公表していないので、ここでは退学者数から計算しています。単純に割ると約2%です(当サイトの計算。時点の違う数字どうしなので目安にとどめてください)。S高・R高の退学者数や前年との比較は卒業率の読み方の記事に、通信制高校全体の退学者数と比べた見方は通信制高校のやめとけを検証した記事に書いています。
「N高をやめた理由」もよく検索されますが、情報公開の資料に載っているのは退学者の人数までで、理由の内訳はありません(2026年11月5日確認)。ネットで読める「やめた理由」は一人ひとりの事情として読み、わが家に当てはまるかは、この記事の後半にある「ズレ」の表で確かめるのがいいと思います。
通信制は、全日制に比べて「行かない」ことが簡単にできてしまう仕組みだと、いまは思います。そこが優しさでもあり、危うさでもあります。
私が4年で卒業したのも、この「ペースを落とす」判断でした。辞めるかどうかを決める前に、続け方を変えられないか確認してみてください。
お金の扱いも先に知っておくと慌てません。募集要項には次のように書かれています。
| 場面 | 2027年度生徒募集要項(第2版)の記載 |
|---|---|
| 教材の到着から10日以内の入学辞退 | 入学辞退届の提出で、入学検定料・入学金を除く学費を返金 |
| 10日を過ぎてからの入学辞退 | 返金不可 |
| 入学検定料・入学金 | 理由を問わず返金不可 |
| 支援金の先引きを受けていて、学期途中で退学・転学 | 2次請求が発生するケースの一つ。応じないと当該年度の単位は認定されない |
(2026年10月28日に第2版を確認。同じPDFの更新がないことを2026年11月5日に確認)
入学からしばらくたって退学する場合に学費がどう扱われるかは、この表の範囲では読み取れません。気になる方は個別相談で確認するのが確実です。
ここからは逆に「いい」と言われる5つの理由
ここまで不安を確かめてきましたが、N高を選んで「よかった」と言う人も大勢います。在校生や保護者から挙がる「いいところ」は、次の5つにまとまります。
| いいと言われる理由 | ひとことで |
|---|---|
| ① 学べることの幅が広い | 必修に加えてプログラミング・受験対策などを選べる |
| ② 行事があって学校生活が楽しい | 店の4人は全員「楽しい」。ネット遠足の満足度97.8% |
| ③ ネットの部活で全国に仲間ができる | 住む場所に関係なく同じ部に入れる |
| ④ 国公立・海外大学の合格者が増えている | 国公立205名・海外大学379名(2026年・延べ数) |
| ⑤ 自由な時間を好きなことに使える | 平日にバイト、土日は友達と、という使い方も |
理由① 学べることの幅が広い
必修の授業だけで終わらず、プログラミングや大学受験対策などを追加で学べます。 必修の学習は、ZEN Studyという教材での映像授業とレポートが中心で、授業数は17,115本あります(学校案内2026年版・2026年9月の第4版)。
学校案内に載っている在校生の入学理由にも「多彩な課外授業」「プログラミング」が挙がっていました。
私はいまIT系の会社を経営しています。その立場から現在のN高を見ると、正直うらやましいというのが本音です。AIやWebに関するスキルの価値はこれからも上がっていくと私は見ていて、昔は「とりあえず簿記」が堅実な選択でしたが、いまはITを学ぶことのほうが就職への近道になりつつあると思います。当時の私の前にこの選択肢があったら、入っていたと思います。
学べる分野と料金はN高の課外授業の中身と料金をまとめた記事に、ネットコースで1日がどう流れるかはN高等学校のネットコースとは?に書きました。
理由② 行事があって、学校生活が楽しい
店のN高生4人は、全員が学校を「楽しい」と言っています。 行事にも参加していて、ある子は泊まりがけの行事をすごく楽しみにしていました。
公式の学校案内には、ネット遠足の参加満足度が97.8%と載っています(参加は任意)。2年次の本校スクーリングは宿泊を伴い、沖縄伊計本校なら体育でビーチバレー、課外活動で首里城見学などが組まれています。私の時代の通信制では考えられなかった規模です。泊まりの行事はN高に修学旅行はある?で、1年の行事と必須・自由の区別はN高の年間行事をまとめた記事で整理しました。
理由③ ネットの部活で、全国に仲間ができる
部活がネット上で活動しているので、住んでいる場所に関係なく全国の生徒と同じ部に入れます。 学校案内2026年版には、ネット部活の部員数7,916名(2023年3月時点・N中等部生を含む延べ人数)、同好会には約7,300人が所属していると書かれています。
学校案内の在校生の声には、「息抜きにeスポーツ部で出会った友だちとオンラインで対戦」という話も載っていました。ただし、店の4人のうち部活のことを聞けた2人は、どちらも部活には入っていませんでした。4人とも学校生活は「楽しい」と言っているので、入らなくても学校生活は成り立っています。部活の種類と参加の実際はN高の部活はネットで活動?に、eスポーツ部はN高のeスポーツ部とは?に書きました。
理由④ 国公立・海外大学の合格者が増えている
2026年の大学合格実績は、国公立大学205名(前年比106.77%)、海外大学379名(同183.09%)、東京大学・京都大学あわせて6名でした(N高・S高・R高の合計。1人が複数合格した場合はそれぞれ数える延べ数で、生徒・卒業生の申告に基づく集計)。一方で、東京大学は前年の7名から3名に減るなど、項目によっては減っています。
数字の大きさに引っ張られず、「何人の中の何人か」で読むことが大事です。読み方はN高等学校の進学実績は?に詳しく書きました。
理由⑤ 自由な時間を、好きなことに使える
毎日決まった時間に登校しないので、空いた時間を自分で使えます。 店で働くN高生の働き方を見ていると、それがよくわかります。
「通信制だと友達と疎遠になるのでは」という心配はよく聞きますが、むしろ予定を合わせやすい面もあるということです。4人と働いてきた記録はN高生4人と働いてわかったことに書いています。
空いた時間を競技や創作に使って、オリンピックやワールドカップに出た卒業生もいます。公式に紹介されている卒業生と、普通の卒業生の進路はN高等学校の卒業生にはどんな有名人がいる?にまとめました。
向いている人・向いていない人
ここまでをまとめると、指摘されている点の多くは通信制という仕組みの特性で、そのまま裏返すとメリットにもなります。
| 特性 | 合う人にとっては | 合わない人にとっては |
|---|---|---|
| 自分のペースで進められる | 体調や状況に合わせられる | 進まないまま溜まる |
| 通学日数が少ない | 通うことの負担が小さい | 生活リズムが崩れやすい |
| 人間関係が濃くない | 気楽・仕切り直せる | 孤立感を覚えることがある |
| 時間の自由度が高い | 学びたいこと・やりたいことに使える | 何もしない時間になる |
同じ性質が、人によって正反対に働きます。 だから「N高はやめとけ」も「N高はいい」も、どちらも本当なのだと思います。
通信制そのものに向いていない人はいるのか、という問いには通信制高校に向いてない人はいる?で、自己管理の一言で片づけずに答えています。
後悔につながりやすい「入学前の想定」とのズレ
同じ性質でも、想定と違えば不満になります。公式の資料と照らして、ズレやすい点を6つにまとめました。
| 入学前の想定 | 公式に書かれている実際 | 確かめること |
|---|---|---|
| 毎日教室で友達と過ごせる | ネットコースは時間割なし。週5・週3・週1+は決まった曜日にクラス学習 | 通いたい頻度と、通学コースのキャンパスの場所 |
| 家だけで卒業できる | スクーリングは毎年必修。原則2年次に宿泊型の本校スクーリング | 日程・交通費・健康面の相談 |
| 放っておいても進む | レポートは期日内の全提出が単位の要件 | 遅れたときのフォロー |
| 受験は学校が見てくれる | 進路学習・面談・面接練習などが中心。個別指導やN塾は別料金 | 志望先に合わせて何を足すか |
| 年73,000円で全部済む | 通学コースは上乗せ。スマホやタブレット・スクーリング費用・検定料などは別 | 3〜4年の総額。先引きは転入学・編入学は対象外 |
| 合わなければ気軽にやめられる | 入学辞退の返金は教材の到着から10日以内。コース変更は3〜6か月ごと | 変更や転学の手続きと時期 |
あわせて、課外授業・部活・行事・受験対策のうち、使いたい「いいところ」があるかも親子で話しておくと判断しやすくなります。
これらはすべて、資料や個別相談で確認できる事実です。口コミが誰かの感想であるのに対し、募集要項や学費表は動かない事実だからです。
まとめ
- 「やめとけ」は、立場の違う声の寄せ集めです
- 公式の卒業率は99.02%/86.99%/93.15%(定義で変わる)、進路決定率は94.24%。ただし自分で進める力は要ります
- 学費はコースで7倍以上の差。友達は時間はかかるができる。卒業資格は全日制と同じ
- 合わなかったときは、やめる前に続け方を変える方法があります。返金の条件は募集要項で先に確かめられます
- 後悔を避けるなら、コース・スクーリング・受験・お金の想定を入学前にそろえておくことです
- 逆に「いい」と言われる理由は、学べることの幅・行事・ネット部活・進学実績・時間の自由の5つ
不安なまま判断するより、確認できることを確認したほうが早いと思います。資料には、学費表やコースの違い、課外授業や部活の案内が載っています。実際に資料を取り寄せたときの記録に、何が届いて、勧誘がどう案内されるのかまで書きました。
